株式会社ジーダット

           SDC管理


Fishtail ReFocus-SDC Management

タイミング例外検証・生成・管理ツール

FishTailのSDC管理ソリューションは、設計データからSDCまたはTCL制約を取得し、RTLまたはネットリストを使用し状況に応じて変換します。
このSDC管理は、RTL制約をゲートレベルにマッピングすること、またはゲートレベル制約を変換してRTLに適用することで、
 - IP制約をSoCにプロモート
 - SoC制約を下位ブロックにデモート
 - マルチモード制約を1つにマージ
などに使用されます。
これらの変換の整合性は、SDC同等性検証ソリューションを使用して検証されます。

Annotated 制約マッピング

FishTailによって追加されたSDCの制約がマップ、プロモート、デモート、またはマージされると、元の制約の場所が維持されるため、設計者が並行してSDCファイルを操作しているときでも、ユーザの作成したTclとそれに関連するコメントを用意に確認できます。

業界最高のMode-マージ

FishtailのModeマージソリューションは、マージされる各Modeの制約の記述方法に制限がありません。 マージされるModeの数にも制限はありません。 シナリオのマージがサポートされています。あるModeが別のModeを制御する必要はありません。ユーザーは、サインオフ品質のマージされた制約、または実装を推進するためのより単純な制約を作成できます。

正確な制約の推進

トップレベルのクロックをIPクロックに自動的にマッピングした後、IP内のタイミング例外は、範囲が指定されたブロック内にとどまるようにしながら、階層の上位に慎重にプロモートされます。これにより、IP制約を再利用する際の一般的な間違いを防ぐことができます。つまり、IPレベルで正しいことが検証された範囲よりも広い範囲のSoCに制約を適用します。

変換(マッピング、プロモート、デモート、またはマージ)の検証

制約がマッピング、プロモート、デモート、またはマージされた直後に、これらの変換の品質は、網羅的(すべてのパスが検証される)でありながら高速な業界最高のSDC同等性検証ソリューションを使用して確立されます。不一致があった場合は、強力なデバッグツールを使用して簡単に根本的な原因究明が可能です。

適用内容

SDC Mapping
SDC Promotion
SDC Demotion
SDC Mode-Merging
SDC Equivalence